どんぐりその2
お仕事の帰り道 「コツッ!コツッ!」 小石みたいなものが二つ 頭にぶつかった。
(えっなになにっ) 両手で頭を抱えて、中腰の防御姿勢をとった。
後ろを振り返ったが何の気配もない。
と、次の瞬間 今度は目の前を、手の平ほどの大きな物体が斜めに急降下した
(え~~なになに~~) 下を見た。 なんと、風にあおられたどんぐりが、葉っぱを2~3枚くっつけたまま、枝ごと落っこってきたのだった。 そおか~さっきの 「石みたいなもの」 もこれか~
言われてみれば足元には、無数のどんぐりがころがっていた。その間にも 「コチン!コチン!」 小さな硬いどんぐりがいくつも、アスファルトの歩道に跳ねていた。
さっきの大慌ての姿・・・見た人いたらきっと・・・笑ったよな・・・。 mame