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医療法人社団健翔会わたなべ内科クリニック
 お便り

「大変有意義な実習でした」

名古屋大学医学部医学科5年 有竹 典

有竹 典  今回私は、平成24年5月15日〜5月17日の3日間、わたなべ内科クリニックという糖尿病専門クリニックでプライマリ・ケア実習をさせていただきました。
 ここではクリニックの清掃、外来診察の見学、実際の患者さんへの問診、訪問診療見学、処置室見学、食事相談見学などをさせていただきました。

 糖尿病の専門クリニックなんて今まで一度も行ったことがなかったので、どんなところなのか知りたいと思い、楽しみにしていました。
 まず先生方と患者さんとのお話を聞いていますと、とても信頼関係が強いなあという印象を受けました。また糖尿病の専門ということで、栄養士の方が食事指導をしていたり、治験の関係の方々が出入りしていたりとさまざまな人たちが協力し合って医療を成り立たせていると感じました。看護師さんたちはみなてきぱきと仕事をしていてプロだなあと思いました。お忙しい中で私にも親切にしてくださりとてもありがたかったです。
 地域診療では入院している場合と違って、患者さんが気軽に病院を訪れることができるため、治療についての判断などをその場ですぐに決める必要はなく次にまた来たときに決めてもらうなど柔軟な対応ができる点がよいところだと思いました。
 自分が一番やりたかった問診も、この上ないぐらいたくさんやらせてもらえてとても有意義な3日間を過ごせました。渡辺先生のお話もとても面白く、今後の自分にとってとても参考になることばかりでした。

 また2日目に昼食をご一緒していただいた菊井先生のお話では、今からはとても想像もつかない、戦後の時代の医療についてのお話を聞かせていただきました。
 最も印象に残ったのは、菊井先生は若くして開業されており、休日でも病院に患者さんがきたら献身的に往診していたということでした。今振り返れば家族には迷惑をかけたかもしれないということで、私が医師になったときには家族サービスも忘れないようにとのアドバイスをいただきました。しかしそこまで献身的に医師業をされていたことに私はとても驚き、尊敬できることだと思いました。これからもお元気でいてほしいと思います。菊井先生、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

 渡邊源市先生をはじめ、貴院のみなさまには大変お世話になりました。短い間でしたがどうもありがとうございました。

●クリニック清掃

 医療は様々な役割の人が全員で協力して成り立つという考えのもとで、将来医者になってからはおそらくやらないであろう病院内のトイレ掃除をする機会を与えていただきました。

●外来診察の見学

 院長先生やほかの先生の診察の様子を見学させていただきました。
 患者さんと先生との信頼関係が強く、患者さんの要望を柔らかく受け止めて柔軟に対応されていました。糖尿病の患者さんは血糖コントロールという点において長期にわたって関わることになるので、結果として担当の先生とも何回も顔を合わせることになり、治療方針一つ決める際にもとてもスムーズに納得のいく形で決定がなされていました。

●問診

 私がとてもやりたかった患者さんへの問診を、今回の実習では3日間で10人の患者さんに対してすることができました。
 みなさん快く引き受けてくださり、とてもありがたかったです。患者さん自身の性格や仕事などの環境によって、血糖コントロールが難しくなっている例など、さまざまなお話を聞くことができました。患者さんの細かい事情についてその都度対応していくことができるのは、プライマリ・ケアならではだなと思いました。
 また、問診の報告を院長先生にした際に的確なフィードバックをいただけてとてもためになりました。間違いなく今後にいかすことができることを学ぶことができました。

●訪問診療見学

 先生が老人ホームへ訪問診療に行く際に同行させていただきました。
 老人ホームの職員の皆さんが入所者についてとてもよく理解しており、最初の申し送りのときに先生はとても分かりやすいご様子でした。それぞれの入所者に対して実際に部屋ごとに訪問し、必要であれば身体診察をし、状況に応じて使用薬剤などの変更を指示されていました。

●処置室見学

 処置室見学では看護師の皆さんの血圧測定や採決などでとてもスムーズな手技をみることができました。患者さんとの自然な流れの会話の中で、気づいたら検査などが終わっているというような感じでした。

●食事相談見学

 栄養士の方が患者さんからいただいた食事内容の資料からカロリーなどを計算し、あらかじめ測定してあった基礎代謝と照らし合わせて適切なカロリー摂取量や食事内容を指導していました。
 栄養士の方はただカロリー計算や教科書どおりの食事指導をするだけではなく、糖尿病という病気やその患者さんに対する理解が深いと感じました。最も本人が実行しやすいと思われる指導がなされていました。

 今回のプライマリ・ケア実習はとても有意義でした。このような機会を与えてくださった名古屋大学医学部ならびに今回私を迎え入れてくださったわたなべ内科クリニックのみなさまと、お話を聞かせていただいた患者さんたちには本当に感謝しております。

 この経験を今後の学習に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。

バックナンバー
■「地域医療実習」 藤田保健衛生大学医学部5年 河野 透哉
■「プライマリケア実習」 名古屋大学医学部医学科5年 細野 博敬
■「学外実習」 愛知医科大学医学部 玉石 雄也
■「夫との悪戦苦闘記」 千種区 M.T.さん 男性 の妻
■「セルフコントロールレポート」 昭和区 H.H.さん 66歳 女性
■「実習感想」 藤田保健衛生大学 轟木 秀親
■「地域医療研修を終えて」 聖霊病院研修医 森本 真理
■「食事の工夫で減量」 昭和区 K.N.さん 女性
■「学外臨床実習」 愛知医科大学医学部5年生 塚本 倫子
■「地域医療実習を終えて」 藤田保健衛生大学5年 小川 慧
■「プライマリケア実習でお世話になりました」 名古屋大学医学科5年 杉原 実
■「大変有意義な実習でした」 名古屋大学医学部医学科5年 有竹 典
■「プライマリ・ケア実習を終えて」 愛知医科大学医学部医学科5年 笹島 裕史
■「実習で学んだこと」 愛知医科大学医学部5回生 渡辺 晃大
■「地域医療実習」 藤田保健衛生大学5年 大道 和佳
■「プライマリ・ケア実習を終えて」 名古屋大学医学部医学科5年 平賀 経太
■「苦にならないクリニック通い」 東区 H.T.さん 62歳
■「わたなべ内科クリニックは凄いところ。」 昭和区 M.I.さん 59歳
■「院外実習に参加して」 藤田保健衛生大学5年生 尾崎 加奈子
■「言葉はお守り」 M.H.さん
■「臨床実習を終えて」 愛知医科大学 原 敦
■「プライマリ・ケア実習」 名古屋大学医学部医学科5年 篠塚 高宏
■「健康ということは何にも増してうれしいこと」 M.K.さん 男性
■「わたなべ内科クリニック臨床実習に参加して」 愛知医大 実習生 小林 宗也
■「地域医療実習に参加して」 藤田保健衛生大学 山田 壯一
■「健康診断を毎年受けてはいましたが。」 昭和区 M.S.さん 男性
■「院外実習を終えて」 藤田保健衛生大学 加藤 一朗
■「山手通の父」 千種区 W.M.さん
■「渡邊クリニックにお世話になって」 昭和区 S.Y.さん 72歳
■「私と糖尿病の出会い」 名東区 Mさん 36歳 男性
■「You are what you eat - 食したものがあなたを形作る」 名古屋市 M.M.さん 32歳
■「院外実習に参加して」 藤田保健衛生大学 十時 利明
■「糖尿病と合併症」 日進市 Nさん 55歳 男性
■ 高脂血症と診断を受けて三年」 守山区 H.U.さん 58歳 女性
■「私と糖尿病とのお付き合い」 尾張旭市  Uさん 63歳 男性


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