「地域医療実習」
藤田保健衛生大学医学部5年 河野 透哉
地域医療実習で4日間、わたなべ内科クリニックにお世話になりました。 入るとすぐに、クリニックの清潔感に驚きました。スタッフの方々の並々ならぬ努力を感じました。 私自身、はじめはぎこちなかったトイレ掃除も徐々に手慣れてきて、このような素晴らしい環境をつくる一端を担うことに喜びを感じていました。 この気持ちを忘れないうちに自宅でも実践していこうと思います。 クリニックは大学病院とは全く異なる雰囲気でした。今まで大学内での実習しかしたことのなかった私にとって、とても新鮮で有意義な毎日でした。 特に外来では、大学にはないゆったりとした時間が流れていました。どれだけいても全く苦痛ではなく、リラックスして見学することが出来ました。 問診を多くとらせていただきました。 どなたも快く引き受けてくださり、とても嬉しく思いました。先生との信頼関係の強さを感じました。先生方のように患者さんの気持ちを踏まえたスムーズな問診を目指し、これからの実習や仕事に生かしていきたいです。 検査結果を患者さんに渡す際に必ずコメントを付けるということが印象的でした。患者さんに情報を正しく伝えることで、より信頼感が生まれているのだと実感しました。 クリニックには様々な職種の方々が働いていて、特に管理栄養士の方がいらっしゃることが糖尿病の専門ならではだと思いました。 食事指導も厳しくするばかりではなく、少しでも患者さんの希望に沿えるようにと考えられていて、患者さんも想像していたよりのびのびと血糖コントロールが出来ていました。 私も食事指導をしていただいたり料理教室にまで参加させていただいたりして、料理の楽しさや食事の大切さを改めて実感しました。日々の食事を改善していこうと思いました。 今回の実習では非常に印象に残る4日間を過ごせました。 わたなべ内科クリニックで学んだことを生かし、これからの目標にしていきたいです。今回実習を引き受けてくださった先生方やスタッフの皆様、問診に協力していただいた患者さんに心から御礼申し上げます。ありがとうございました。