「初診から3年6月を振り返って」
東区 H.T.さん 65歳
平成22年の8月頃、市の健康診断で糖尿病の疑いが発見され、渡辺クリニックに受診したのが同じ年の10月でした。 当時の経緯については、クリニックのホームページ〔お便り〕に掲載されましたが、今日まで、院長先生始めスタッフの方々の指導のお陰で、HbA1cが11.4から6.2程度となり、その甲斐があってか、平成25年10月には院長先生から「一時、薬を中止して様子を見ましょう」との言葉、天にも昇る気持ちでした。 しかし、油断大敵とはこのこと、薬を飲まなくてもいいという感覚が、これまでの食生活にも甘い形となって現れ、4ヶ月後にはHbA1cが7.5に跳ね上がってしまいました。 自分の事とは云え、院長先生の好意?(なかなか中止とはならないのでは)を踏み躙ってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。 普段の診察時にも、「食べ物はこんな所に気をつけています。」などと話をしますと、院長先生やスタッフの方は「ありがとうございます。」と言われるんですね。本来なら「そんなことは貴方のことだから気をつけて当たり前」と言われて当然なんですね。 なんと表現すればよいやら、頭の下がる思いです。 横道に逸れるかもしれませんが、ここのクリニックはトイレが綺麗(清潔)なんです。 なんでトイレかと云いますと、若いころに、スナックや居酒屋に行ったときに、必ずトイレを見るんです。やはり清潔にしていない所は何年かのうちには無くなってしまっているんです。(水商売と病院を一緒にするなと叱られそうですが) クリニックのホームページの〔お便り欄〕を見ますと、研修医や実習生の方々もトイレ掃除をされていると書かれていますが、どんな思いで掃除をされているのでしょうね。 院長先生のお考えをお汲みいただき(浅学の私では分かりませんが)、ひと時の経験でも、これからの医師としての長い人生に、チョッコシでも何かを感じ取っていただきたいと願っています。 もう一度、「薬を中止して見ましょう」と云う言葉を夢見て、再度挑戦してみます。