「私のトコロテン療法?」
千種区 S.M.さん 66歳
今から約5年前、人間ドックの結果糖尿病の疑いがあるので専門医の検査をとのコメントがありました。 若かった頃は体を動かすことが好きで、会社の仲間と5キロ、10キロ、ハーフマラソンなどに参加し、38歳の時にはフルマラソンも完走できました。 ところがその翌年10マイルクロスカントリーに参加した折、不覚にもゴール直前で気を失ってしまいました。たまたま家族と一緒に来ていたので家内の運転で帰宅、その翌日から1週間近くの総合病院で検査が始まりました。 原因はよくわかりませんでしたが、担当のお医者さん曰く『そんなに必死に走らなくても、子供さんと一緒にジョギング程度にしておいたら』とのことでした。 それからは定常的に走る機会も減り、このままではメタボになるかもと、近くのスポーツセンターで筋トレ、ベルトの上でのウォーキングを始めました。 しかし今から10年ほど前、仕事の関係から夜の会食等の機会が増え、体重も徐々に増えてきました。その結果前述の人間ドックのコメントとなりました。 ウェブで生活習慣病の医院を調べたところ、近くのわたなべ内科クリニックを知りました。 早速検査していただき、日ごろの運動、食事の注意点、そして必要な薬を処方していただきました。 5年前の初診時7.5近くあったHbA1cは7.0〜6.5の間を一進一退している状態でした。 ところが昨年の2月、家内と一緒に北は北海道の稚内駅から南は鹿児島県の西大山駅と、日本最北端、最南端のJR駅を旅する5日間の列車旅行に参加した折、朝から晩まで電車の中で酒を飲み、駅弁を食べ、とうとう過去最高の体重、その結果下がりかけていたHbA1cも7.0近くまで上がってしまいました。 これはいけないと、たまたまウェブで見かけたトコロテンダイエットをトライしてみました。これは普段通りの食事ですが、朝食のご飯の代わりにトコロテンを三杯酢で食べています。残りのおかずは全く変わりません。 これを1年以上続けていますが、運動との効果もあってかやっとHbA1cが6.0を切り始めました。とはいってもまだ2〜3か月のことで、これで安心と言う訳にはいかないと思います。 検査のたびに渡辺先生からは適切なアドバイスと励ましの言葉をいただき、改めて頑張る気持ちになります。 これからも長いお付き合いになるかと思いますが宜しくお付き合いお願いします。